教育と人の生き方、哲学、歴史(アカルヒメと歩む過去から未来)

49歳にて「えっちゃん」こと「阿迦留姫(アカルヒメ)」と時を超えて再会し、それ以来再度行動を共にしています。 元進学塾講師、教育関連をテーマに人の生き方、哲学、歴史(古代史)など

暗記テストで高得点を取る優等生が通用しないこれからの社会


以前からこのブログに何度も書いていますが、食品会社の工場で働いている下の息子ですが、極端に勉強が出来ない子でした。

 

小学2年の時に担任の先生から「特別学級に言ってみてはどうか」と言われ、

授業参観に行くと息子の横には補助教員が付きっきりで教えていたり、中学では5段階評価の通知表でほとんど1で、たまに2がある程度、

 

時に社会で100点満点中で30点以上取ったら我が家皆で「よくやった!」と大騒ぎ、そして体育だけは満点近いという典型的な勉強の出来ない子でした。

 

中学では大好きなバスケ部に入りましたが、成績不振ということで退部させられ、
買ったばかりのバスケシューズを持って出かけたかと思えば、それを親に言えずに、親の私たちはてっきり息子が部活の試合に出かけたかと思っていれば、行き場がなく家の外で影に隠れて座って泣いている、そんな状況でした。

 

私に出来ることと言えば、毎週土日に魚釣りに海につれていき、年間100日を超える日数、朝から晩まで息子と一緒に釣りをして過ごすことくらいでした。

 

高校は作文と面接だけの入学試験で夜間の定時制の高校になんとか入学させてもらい、就職は奇跡的に学校からの1名の特別推薦枠で大手食品会社の工場に就職させてもらうことが出来、今では立派にやっています。

 

そんな下の息子ですから小学校から中学校では相当クラスの笑いものになったりしていたことでしょうが、それでも小学校から高校卒業まで無遅刻無欠席で、12年間、1日も学校を休まずに通い続けたのが今の会社への就職に繋がったのでしょう。

 

今も自転車で片道1時間の通勤のようですが、雨の日も、風の日も、雷で防風雨の嵐の日もレインコートを着ながら朝の4時から自転車で家を出て毎日頑張っています。

 

工場の現場での作業ですが、大手だけあり福利厚生から各種手当て、賞与など、私から見れば羨ましい限りの待遇で、息子なりに幸せに生活をしている姿を見ると、塾や予備校に通って一流大学に入り、心を病みながら仕事をし、そして結婚して住宅ローンなどの借金に追われ一生を終えることが幸せなのだろうか、と、そんな事を考えてしまいます。

 

結局、学校の勉強とは何だったのか、これほど勉強ができなかった息子が今は立派にやっている姿を見ると、「親の価値観を子供に押し付けてはいけない」と、つくづくそう思わされます。

 

我が子を心配しない親はいないと思いますし、特に母親は「お腹を痛めて産んだ子」とよく言われるように特別な想いがあると思います。親はいくつになっても子供の心配をするものだとも思います。

 

ただ、もし勉強が苦手なお子様がいらっしゃいましたら、それを責めたり無理やり勉強させたりするのではなく、その子の良いところを伸ばしてあげて、親としてとことん味方になって褒めてあげて応援してあげてみてはどうかと、そのように思います。

 

私が言うのもなんなのですが、

学校の勉強がすべてではないと思います。

 

勿論、学識があるに越したことはありませんが、算数や国語など最低限の教養があれば生活には困りませんし、これからの時代は学歴より精神力、人間力だと思います。

本人が必要と思えば社会に出てからも自分で勉強をするものだと思いますし、それこそが本当の意味での勉強なのかもしれません。

 

今の世の中、恐怖で不安を煽り人を操ろうとする者が多く、

 

テレビ、新聞、ネットのニュースなど、どこを見ても不安を煽って「闇の世界」へのお誘いばかり、そして私たち人間はそれに振り回されているように思います。

 

つい私たち親は、

「お前、勉強しないと将来苦労するぞ」などと恐怖や不安を植えつけようとしてしまいがちです。

 

何事も「まずは言葉ありき」、子供には、

 

「お前よく頑張ってるな、お父さんはいつもお前の味方だぞ!」

 

「お母さんも勉強苦手だったからね、社会に出たらあまり関係ないわよ、」

 

くらい言える心の余裕を持ちたいですね。

 

それに、これからの子どもたちが生きる社会は「暗記テストで高得点を取る優等生が通用しない社会」だと思います。

 

その一方、前回の記事で書きました兄、上の息子の方も、その後は精神障害者3級の手帳を持ちながらも大手生命保険の会社に就職でき、今は耳の不自由な方とのコミュニケーションのために手話の勉強をし、手話の資格も取って日々頑張っています。

 

息子たち二人共勉強はさっぱりでしたが、彼らなりに努力を積み重ね、今では立派にやっています。神仏様やご先祖様の御加護の気配を強く感じますが、それとて「本人たちの努力があったからこそ」だと考え、本当に有り難く感謝しています。

 

今の時代、我が家のように親のほうが子供なのかもしれない、そんな家庭も多いのかもしれません。

私たち親は子どもたちを「不安」という闇の世界に導くのではなく、「愛と希望と笑顔」という光の世界に導けるようになりたいですね。

 

「魂的には子供のほうが上」ということが最近言われますが、先に生まれたから親の自分のほうが偉いだなんて、とんでもない思い上がりなのかもしれません。

 

私たち親は子供から教えられることが本当に多いです。

 

 

本日も最後までお読みくださり、有難うございました。

 

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